妄想娘と店長さん





『じゃあ、またな』



えっ…もうバイバイなの?


もうちょっと一緒にいたかったんだけど

店長、忙しいよね…


「…はい、また…」



私は微笑むながら
店長に手を振る



店長は、少し歩いてったかと思ったら

急に止まった



『はぁ…』


え?ため息…!?

私、何かしたかな?
やっぱ付き合うのやめるとか?言われる?



『…帰り辛い』



って、私をぐいっと引っ張って
今度は唇にキスをした
軽く触れるだけの口づけ