―…お昼休憩。


「ねぇ、樹里っていつまでバイト続けるの?」



「へ?」



私はガツガツと食べていた

食べようとした、
コロッケを落ちてしまった



「だって受験生じゃん?」



たしかに…
私いつまでやるんだろ?

というか…



「それ、お母さんにも聞かれた気が…」



「そりゃ気にするでしょー?」


雪音は長い髪を束ねながら言う