「1か2、ね・・・・」 明日、行くつもり。 なんか会いたいし・・・ てか、心開いてくれたら けっこう喋る奴だし。 「栞ーーー!! お風呂入って!!!!」 母さんが呼ぶ。 「うん、わかった!!」 ジャァーーー シャワーで身体を洗う。 先輩が触ったところを 念入りに洗う。 突然、恐怖が戻ってきた。 シャワーと一緒に流れる涙。 あのとき、福山が 助けてくれなかったら・・・