とりあえず歩きだしたものの…


家どこだ?


家知らないんじゃ


送ってくってゆうより


ついてくじゃねぇか。



「竹…じゃねぇ。えっと…」


あっぶねぇ…


クセなのか危うくフルネームで


呼ぶとこだった。


セーフ。



なんて呼ぼうか考えてると


いきなり竹田七瀬が


「七瀬って呼んでください!!」


と思いっきり顔を上げて言った。