あなたの手に
足になれたら良いのに

あなたが受けている痛みすべて
私が抱えることができればいいのに

繋がらない電話を握り締めて
考えることはいつもそんなこと

今日はどんな傷を負ったの
いったい何処で
一人で泣いたの

聞けずにいる質問はいつも
かたく握った手の中にあって


笑顔の裏側で泣くあなたを見ては


貴方を救うことができない私を


私は 責める