呼び方などどうでも良くて
貴方が自慢したがる諸々のことにも

本当のところは
微塵も興味を持っていないのだけれど

ただ
一言一言を噛み締めて
一生懸命に伝えようとしている
貴方の姿が

瞳が

何故でしょうか

たまらなく
たまらなく

愛しくて


私はいつも
ふんふんと聞いているふりをしては


渇いた心に
輝くそれを焼き付けるべく


ぢっと見つめているのです



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