危険な彼女

「さて、どうしようかね…」




ポケットから携帯を取り出し、現在の時刻を確認する。



―20:09―



いつの間にこんなに時間がたったのだろうか。



朝起きてからの時間があまりにも早過ぎる気がした。




「………ん」



ビクッ!!



急に背後から聞こえてきた声に思わずびくつく。


どうやら声の主は桜のようだ。




「もしかして………起きたのか?」




そう言って奈津はゆっくりと振り返った。



するとそこには………




「………んん………」




眠そうに体を起こす桜の姿があった。