「俺、隆志と寄るところあるけど、夜の7時頃までには戻るようにするから、帰って来てから食べるよ」

「そう、分かった。それで、美雪は?」



うわっ、どうしよう。

「私もちょっと用事があって……夜7時位になると思う」



「そう。私も今から出掛けてその頃になるから、丁度良かった。2人共、あんまり遅くならないようにね?」

お母さんに深く突っ込まれなくて、ホッとした。