そして秘密の時間(とき)を共に

「なんだよ、俺、結構、真面目に言ってるんだけどなぁ」

私の目の前で、ちょっと拗ねる涼。



思わず嬉しくなって、ちょっと背伸びをして、涼の頭をポンポンと叩いた。

学校では『沖野先生、カッコイイ』って女子生徒達が言うけど、みんなの前で見せない表情を私だけに見せてくれるのが、すごく嬉しかった。



ん~……私も案外、独占力が強いのかなぁ?

それとも、涼に負けない位、ヤキモチ妬き?



……まぁ、どっちでもいいかぁ……。

だって、涼はそんな私でも、傍に居てくれるもんね。