そして秘密の時間(とき)を共に


「お兄ちゃん、止めてよ! そんな言い方って、なんだかいつも私が悪さして呼び出されてるみたいじゃない」

「バカ、冗談だよ」



もうっ、冗談でも聞き捨てならないよ。

そんな会話をしてた時。



「おはようございます。美雪達は、何を朝からジャレあってるの?」

後ろから声がして振り向くと、弥生ちゃんだった。