リビングに移り、みんなで昼食会の開始。
母は尚も「3人とも男前~」と漏らしていた。
実際そうなんだけどね。
充琉が「翼、デカくなったな~。
あの頃はこんなにちっこかったのに…」と話を振る。
「俺、そんな頃の事、覚えてませんよ」
「だろうな~。 2歳だったっけ?
ベビーカーに乗ってたし」
「あの頃は翼の事で手がいっぱいで…
なかなか深紅にまで手が回らなくてね。
いつも深紅を放ったらかしにしてたのよ。
幼稚園でミッくんと仲良かったから、ずっと遊ばせてもらってね。
充琉くんにはずいぶんお世話になったわ。
本当にありがとう」
「いや…それは俺もだし。
深紅と遊んでたら楽しかったし…」
「深紅ったら、アメリカに行って暫くはずっと泣いてたのよ。
ミッくんがいない、ミッくんと遊びたい―――!って」
「ちょ、ちょっとお母さん、やめてよ~!」
「それは…俺もですよ。
おばあちゃん家から帰って来たら深紅がいなくて…」
母は尚も「3人とも男前~」と漏らしていた。
実際そうなんだけどね。
充琉が「翼、デカくなったな~。
あの頃はこんなにちっこかったのに…」と話を振る。
「俺、そんな頃の事、覚えてませんよ」
「だろうな~。 2歳だったっけ?
ベビーカーに乗ってたし」
「あの頃は翼の事で手がいっぱいで…
なかなか深紅にまで手が回らなくてね。
いつも深紅を放ったらかしにしてたのよ。
幼稚園でミッくんと仲良かったから、ずっと遊ばせてもらってね。
充琉くんにはずいぶんお世話になったわ。
本当にありがとう」
「いや…それは俺もだし。
深紅と遊んでたら楽しかったし…」
「深紅ったら、アメリカに行って暫くはずっと泣いてたのよ。
ミッくんがいない、ミッくんと遊びたい―――!って」
「ちょ、ちょっとお母さん、やめてよ~!」
「それは…俺もですよ。
おばあちゃん家から帰って来たら深紅がいなくて…」


