そんな私の気も知らず、一歩は私の手を握りしめる。
「沢渡…だっけ?アイツだろ」
「まぁ…そうだけど。沢渡くんとはバイト中ほとんど喋んないよ?」
「まじ~?鈴が2時間も3時間も黙ってられんだ」
それ、私がすごいお喋りみたいじゃない。私だって黙ってる時間ぐらいあるってば。
「沢渡くんて…不思議な子なんだよねぇ。話さなくても自然と言うか。ニコニコほのぼのしてる」
「そーいうヤツが一番危ないんじゃん。あ~オレマジ不安なんだけど」
一歩は頭をくしゃっとする。
「沢渡…だっけ?アイツだろ」
「まぁ…そうだけど。沢渡くんとはバイト中ほとんど喋んないよ?」
「まじ~?鈴が2時間も3時間も黙ってられんだ」
それ、私がすごいお喋りみたいじゃない。私だって黙ってる時間ぐらいあるってば。
「沢渡くんて…不思議な子なんだよねぇ。話さなくても自然と言うか。ニコニコほのぼのしてる」
「そーいうヤツが一番危ないんじゃん。あ~オレマジ不安なんだけど」
一歩は頭をくしゃっとする。


