俺様王子☆年下カレシ3

こんな…広いお家で…、一歩はいつもお父さんの帰りを待ってたんだぁ。


部屋を見回すと、一歩が顔を覗き込んでくる。


「鈴、ちょっと話があんだけど…」


いつもは自信あり気に、口端に微妙に笑みをたたえてる一歩なのに、


今の顔は…ちょっと不安そうな、迷ってるような表情に見えた。


ドキン


「え…何?」


一歩の表情が、更に私の心臓を加速させる。


ため息をついた一歩は、私の肩にそっと手を置く。


「…あのさぁ」