俺様王子☆年下カレシ3

「わぁかったよ。…ったく、意味分かんねえ事すんなよなぁ。キスより恥ずかしいっつーの」


一歩は私から離れると、扉を背にして車内を見渡す。


乗ってる人はまばらだけど、いちゃついてたからか周りの人からチラチラ横目で見られていた。


なによぉ。私はキスの方が恥ずかしいよ。


電車がガタッと揺れる。


足がよろけ、ぐらついたらとっさに一歩が腕を出して抱きとめてくれる。


私の事見てないようで、ちゃんと見ていてくれる。一歩のこういう所も、好きだな。


「…ありがと」