それは、昔懐かしい…校舎や公園、電車やゲームセンターにショッピングモール。 全部… 小玉くんとデートした場所が載っていたから。 「…コータとは連絡とってないから。私ね…小玉くんの事、私全然分かってなかったよ」 『そーなん?』 「そうだよ。…いつも、そうだったもん。私に嫌われたくないとか、会うと後で寂しくなるから一緒に帰らないとか…。 寂しがりなのに…私が小玉くんを寂しくさせてた」 『…知らんやん。何言うてんの?』 強い口調じゃなくて、小玉くんはボソッと話す。