次の日は…


いつも通りだった。


ディープキス事件?が発覚した朝も、


クラスの子にからかわれた途端、


『んなもん当たり前やんけ。ホンマは、お前らが想像できんぐらいの所まで進展したけどなぁ』


なんて…私が卒倒しそうな事を、クラスの外にまで聞こえそうな声で言ってたんだ。


小玉くんに応戦しても、照れんなや~ホンマの事言うただけやんって、
笑い飛ばされただけ…。


だから…


都以外のクラスの子は、みんなそう思い込んでる。


さすがにコータは、小玉くんのそれがウソだって見抜いてたけどね。