『ちょぉっと待ってぇー…』




あたしは重たい体を無理やり起動させてドアを開けた。


するとお兄ちゃんは




「よぉ!愛しの妹よー」




そう言ってハグをしてきた。




『朝からなんだよー』



あたしも何気にハグをし返す。