顔を近付けると、桃葉は更に顔が赤くなった。 そんな桃葉を…ちょっとだけ、可愛いと思ってしまった。 今思えば…俺は桃葉に出会ったときから…桃葉を好きになっていたのかもしれない…。 「桃葉、顔真っ赤だよ」 俺はそう言うと、桃葉の頭に手を乗せた。 「えっ////」