「平山~付き合って♪」


「俺と付き合ってよ」


「俺のが良いって」



あ"ー!!うざ……

龍哉と別れてから毎日毎日告白の日々。


「もう3ヶ月経ったんだ……」


そう。龍哉と別れて3ヶ月が経った。



別れてから一度も龍哉の姿は見てない。




あの日まだ私の事好きって言ってたけどもう変わっちゃったよね……


だけど最近は昔の事を思い出しても涙は出てこない。


それは多分1人でいる時間があんまりないから。

学校では純と真希と春樹くん、それに私。ずっと一緒に居るし帰りも夜遅くまで遊ぶ。

真希達が遊べない時は純が側に居てくれる。


家には毎日帰ってるけどそれからも純と電話してるから

寂しくないの。



だけどたまに逢いたくなる…


声が聞きたくなる……



でも私がいっつもする事……

かけなれたメモリーを押しかけて静かに指を止めるの。

きっと今声聞いたら泣いちゃうから…


本音を言ってしまうから…


困らせちゃうから…