19時頃、母の声で目が覚めた。 母はあたしの腫れた目を見て驚いていたけれど、何も言わずに買物を頼んだ。 私は気分転換もかねて、外に出ることにした。 夜の外は涼しくて、自然と心がやすらんでいった。 でも、泣き続けて腫れた目がヒリヒリと痛む。 母には食パンを買って来てと頼まれたので、コンビニに行った。 コンビニに着くと ―見慣れた後姿― ゆっくりと近づき、顔を覗き込む。 岾斗だ。 ただ顔を見ただけなのに涙が溢れそうになってしまう。