「…桑谷って苗字、おじちゃん聞いたことある?」 オレは少しだけ、息が止まった。 怪しく笑うガキからでた苗字は聞いたことがある。 そこそこ所じゃない。 ちょーがつくほどの金持ち。 「おじちゃん、仕事無くなっちゃうよ?」 …痛いところを突かれた。 金持ちイコール権力者 これはいつ時も変わらない。 「もぅあげるよ」 そん時口を開いたのは、最初に菓子を取った小僧だった。 …まぁ許すか。 区切りを付けて無言で会計を済まそうとする。 するとガキが 「やっぱりね…」 ボソッと呟いた。