「ンンッ…」





まじでそんな潤んだ目でみんなよ

…まじで




「とまんねぇー…」




「翼ッ」





咲姫の首筋に吸い付けた





「ひゃッ」





やばい

俺、どんだけ嫉妬深いンだよ…







…俺だけのものになれよ







「ンンッふぁ…ッ」





必死に息する咲姫、可愛すぎだろ






「ガチャッ」




「…何やってんだ!?」




聞きなれた声がした

…とっさに咲姫とその人たちの壁になった

咲姫からは見えていない



この状況がどれだけ最悪なのか

まだわからなくていいんだ

俺だけで



…俺だけでいいんだ