[THUBASA]



「ぎゃッ!!」




なんでか道を歩いていて

背中に衝撃を感じた




「…ごめん」




なんでかうつむきながら咲姫が言う

まじでびっくりしたし

計算してんのかと思ったけど

少し赤い顔を見ればそんな器用な奴じゃないってわかった





「え!?」





咲姫の手をとってみた




「あの…」




ちょっと…




「あんま見んなよ」




まじで恥ずかしいし

ありえないだろ

女と手つなぐなんて

しかも自分から

お前は過去の心配してたけど

今はそんな余裕なんてないんですけど

咲姫で精一杯なんですけど 笑



あー…やばい…

細せーし柔らかけーし

まじでやべーわ…