「フッ…まぁ今日はここまでか。」



ニコって笑った凌。



――――ドキッ…



ん…?



ドキッ…?



いやいや…ドキドキしてねぇから!!



つーか普通ならこんなイケメン野郎が笑ったらこんなになるはずだ!!



流石あたし!



頭やっぱいいじゃんか!



「車で送ろうか?」

「結構だ!!」

「そ。」



そう言って凌と林原って奴は離れて行った。



ん?車で送って貰えば良かったんじゃねぇか?



し…しまった…。



こうしてあたしの夏休みは終わった。



今日1日無駄に過ごしてしまった…。