ある日、 織は、一回も私の所に来なかった。 どうしたんだろうっ? ってなって、 次の日に休み時間を使って、 情報を集めた。 上級生の教室なんて、 ごく普通に入って、 変な視線を向けられた。 でも、そんなのは気にしなかった。 私の居心地の悪い学校生活を 楽にしてくれるのは、 織しかいないから。 あいつがいないと、 私はきっと、 いろんな物で がんじがらめになってしまうから。 焦りが募り始めてきた、 3時限目の休み時間。 私は、3年の数人の男子が 話しているのを小耳に挟んだ。