元不良の青春物語


キーンコーンカーンコーン。

次に鐘の音が聞こえ、
目が覚めたときには、

放課後になっていた。

「やば。寝過ごした。」

時計を見ると、
既に、5時。

急がなければ、
毎回見てるドラマを
完全に見過ごしてしまう。

私は慌てて、
鞄に教科書を突っ込んだ。

そして教室を旅出そうとした。

が。

勢いよく開けた、
扉の向こうにいたのは、
香高 織だった。

「また来たの?」

呆れながら言う。

「まだ2回目だ!」

「どっちも一緒。」

そういいながら、
織の横を通り抜ける。

「ってめぇ!待ちやがれっ!」

殴ろうとする織を足払いで転ばせて
私はダッシュで家路を急いだ。

「ちくしょー・・・。」

織の声が小さく聞こえた。