元不良の青春物語


教室には、
異質な空気が流れていた。

全員、私を睨んでる。
っていうか、
こっちくんなオーラ出してる。

まあ、仕方ないか。
いきなり、アレ、背負い投げしちゃったし。

アレといえば、
もちろん、香高 織だ。

アレと関わっているってだけで
私は敵と認識されたらしい。

めんどくさ。

そんな感じで私は自分の席に着席した。

うん。
机に落書きはされてないし、
中にゴミも何もない。

確認して、
教科書などを机に入れ、
即、寝た。