元不良の青春物語


次の日、
学校に来ると、
校門に香高 織が寄りかかっていた。

私を睨んでいるのは気のせいだろうか?

ま、いっか。
そう思い、
校門を普通に通ろうとすると、

「おい。」

なんか織が声を上げた。
無視。

「おい。」

うわあ。
相手無視かあー。

「おいって!」

可愛そうに、
今回だけは同情してやるよ。

「おいコラ!」

腕を引っ張られた。
振り向くと目の前には織の顔。

・・・・・・・・・・・・・。
近っ!