元不良の青春物語


織以外の奴らは、
床に倒れたまま、昏倒した。

「さあ、今度は、
 織さん、貴方ですよ?」

木刀を肩に担いだままニコッと笑う。

「いいぜ? 闘ろうか?」

「あはっ。上等。」

織は、転がっていた、
2mはある長い鉄パイプをとった。

私は、木刀を構えなおした。