元不良の青春物語


どごっ

「・・・・!」

不意に鈍い音が左腕からした。
痛みが腕全体に鈍く広がる。

見ると、
ソファーの3人のうち
2人が笑いながら、立っていた。

「ちっ。」

舌打ちする。

かんっ

木刀を床に落として、
鉄パイプで私を殴った奴を
柔道の一本背負いで倒す。

あとの1人は、
回し蹴りで昏倒させた。