最後の1人、 ドアの人は果物ナイフを持っていた。 ひゅんっ。 ひゅひゅんっ。 ナイフが空気を切る音が聞こえた。 「ナイフは危ないけどっ」 ナイフを避けながら、笑顔で言う。 「その音は一番好きっ」 そういった瞬間に、 ドアの人の後ろに回って、 木刀で首筋をたたいた。 今の、ちょっとカッコよくない??