「椎名さんでしょ?
かつて、
ここら辺で女番長をしていた。」

一気に冷や汗が吹き出る。
やばいやばいやばいやばいって!
完璧バレちゃってるよ?!

なんて大慌てしながらも、
表は平然とした顔を作り出していた。

「違うから。」

「違わない。」

・・・・・・・・。
どうしよう。

入学早々やばい。