「お、煉じゃねーか。」

そこに、
ハードルを担いで
陸上部の部員らしき人が来た。
煉と同じ茶パツ。で短パツ。
それだけど、
すごく爽やかオーラを
かもし出していた。
すごく眩しい。

「何?彼女連れ?」

その人はハードルを担いだまま
煉の頭をぽんぽん叩く。
2人はけっこう親しいらしい。