「ちょっ、何すんの!」 煉に担がれた状態のまま じたばたしながら 私は抵抗しまくった。 「椎名さんが 逃げるからいけないんですよ。」 そんな抵抗に気にする様子も無く 煉は私を担いで 校庭まで歩いていった。 それまで私に好奇の目が集中した。 穴があるなら入りたい・・・・。