初恋 ~いつまで君は覚えてる?~



「いってえ……」

ズキズキと痛む頭。

押さえながら、荷物を取りに部室に向かう。


「えっ……?」


目の前には


いないはずの佐藤の姿……。



幻覚…?


そう思いながら、目をこする。