そして、静かに私の部屋を出て行こうとした執事が、出て行く直前に私に言った。 「・・・・今日、小夜さんは、一日頑張ったので特別に寝室まで運びましたが、次回からは起きたら、自分で歩かせますよ。」 「・・・・すいません。」 私の頬は、ベットの中で赤く染まる。 ただ、救いは、そう言った執事の声は、いつもよりさらに優しさが感じられたことだった。 執事が、部屋を出て、しばらくは目が冴えていた私だけど、疲れもあって、再び眠りへと落ちた。 その日見た夢は、起きた後でも残るような甘い夢だった。