心地よい揺れで、ふと目が覚める私。 そして、薄目を開けた目に飛び込んできたのは、至近距離の執事の顔。 (なんで?) 眠っている頭をどうにか回転させて現状を認識する私。 (・・・・・・・・龍一さんが、私を部屋に運んでくれているんだ。) 現状認識にそんなに時間はかからなかった。 お姫様だっこで執事に運ばれている私。 起きた事を伝えるべきかどうか迷うが、あまりの心地よさにそのまま黙って寝たふりを続けた。 私の部屋に到着して、私を優しくベットに寝かせ、布団をかける。