LOVEmake☆

「先生ありがとう。
またの偶然を楽しみにしてる。

今度会った時はご飯ごちそうしてね」


「おう。じゃあな」


「バイバイ」


駅の階段でお父さんと別れた


なんだろう

この気持ち

さっきは過去に行かなきゃって
すんごい勢いだったのに



お父さんも帆のことを想ってるって知ったら

今の2人を会わせることができないだろうか

電車を降りて賑やかな街を足早に歩く


そう簡単にいくんなら
こんな長い間
離れ離れにならなかったよね…


大人になるとなかなか素直になれないのかな


「あっ」

福山くんだ ドキン


「福山くん」


「あぁ」

彼はあたしのスマイルを無視して
無愛想にチャリンコで行っちゃった…(+_+)



いいのいいの

彼に会えただけでラッキー

偶然、好きな人に会えるって嬉しいよね!




ふと空を見上げるとキラキラ光る1番星を発見



どうか帆の想いがお父さんに…


お父さんの想いが帆に…


あたしの想いが福山くんに届きますように…


流れ星じゃないけどお願いしてみた(笑)


よし帰ろっと♪