LOVEmake☆

夜8時を過ぎだ…

あたしはお父さんの住むマンションに向かった


会いに向かってるものの
会える確率はないに等しい(笑)

だけどじっとはしてられない!


1%の偶然を信じて
あたしは父に会いに行った。


マンションの明かりを確かめる

明かりがついてる

チャイムを鳴らすなんてできないし

今日は駄目か


そう思った時


「君は・・・」


「うわぁっ びっくったぁ」


    w(゚o゚)w


「ごめんごめん(笑)

家近くなん?」


「友達ん家からの帰り。
先生は?」


「俺ん家ここだから」

白々しく聞いてみた(笑)


「そうなんだ。どこ行くの?」


「コンビニ」


「君は?」


「電車に乗って帰ります。」


「じゃあ駅まで送ってやるよ」


「お願いします♪」


お父さんと一緒に駅までの道のりを歩いた




「名前は?」


「ユキ」

とっさに出た嘘の名前

だけど「由来」は「ユキ」って読めるし

ま・いっか(^-^)v


「その制服は芝高?」


「うん」


「何年?」


「2年 先生はあたしのこと興味あるんだ」


「ちっ違うよ。
本屋といい今日といい、君に偶然会ったからさ」


「ほんとね。偶然ってあるんだね」


ククク…本当は偶然じゃあないんだけどね!



「先生子どもは?」



「俺、独身」



「嘘っ」

あたしは余りの驚きで大声を出してしまった

   (ノ><)ノ


「そんなにびっくりするか」


「だって、おっちゃんやのに」


「失礼な奴やな〜これでも1度は結婚しててんで」


「バツ1なんだ」


「まあな」



「子供は?」



「残念ながらいないよ」



お父さんは子どもはいなかったんだ

帆が見た子どもって
勘違いだったのかな〜