あの出来事から一週間経過しただろうか…

詳しくは思い出せないが、おそらくその位は経過したと思う。

いつものように高校に通った後、バイトにいく日々が続いた。

出張を終えた両親も、残業のおかげで家にいないことが多いものの、たまに帰宅し、夕食を共にしていた。

そんな代わり映えのしない1日を私は積み重ねていた。