あのままマリアが帰る時になっても蓮は起きることはなかった。よほど、道成に強く叩かれたに違いない。
「因みに蓮はいつまで寝てたの?」
素朴な疑問とこれ以上憂鬱になりそうな話から話題を逸らしたくて、マリアはあえてその話に乗っかる。
「え~と、朝になってましたね。弥生にベッドからたたき落とされて目覚めました」
アッシュブラウンの髪をいじり、癖をつけながら蓮は答える。
「朝までなんて」
流石蓮だね、と言おうと思ったが、可哀想だし、五月蠅くなりそうなので口を紡ぐ。
「マリア先輩、今日も…」
「行かないよ」
行きますよね?、と続く蓮の言葉を遮りマリアは口を出す。
「どうしてですか?」
「もう関わりたくないからかな」
マリアが素っ気なく言うが、蓮は一歩も引かず、
「どうしてですか?楽しいですよ。行きましょうよ」
と駄々をこね、必死にマリアを誘う。
「それに、私は今日バイトなの」
「バイトって、高沢さんの喫茶店ですか?」
蓮の瞳の輝きが急に増したようにみえたが、恐らく気のせいではないだろう。
「うん」
取りあえず、返事だけはしておく。
おそらく蓮の次の言葉は、俺も行きたい!、だろうから。
「因みに蓮はいつまで寝てたの?」
素朴な疑問とこれ以上憂鬱になりそうな話から話題を逸らしたくて、マリアはあえてその話に乗っかる。
「え~と、朝になってましたね。弥生にベッドからたたき落とされて目覚めました」
アッシュブラウンの髪をいじり、癖をつけながら蓮は答える。
「朝までなんて」
流石蓮だね、と言おうと思ったが、可哀想だし、五月蠅くなりそうなので口を紡ぐ。
「マリア先輩、今日も…」
「行かないよ」
行きますよね?、と続く蓮の言葉を遮りマリアは口を出す。
「どうしてですか?」
「もう関わりたくないからかな」
マリアが素っ気なく言うが、蓮は一歩も引かず、
「どうしてですか?楽しいですよ。行きましょうよ」
と駄々をこね、必死にマリアを誘う。
「それに、私は今日バイトなの」
「バイトって、高沢さんの喫茶店ですか?」
蓮の瞳の輝きが急に増したようにみえたが、恐らく気のせいではないだろう。
「うん」
取りあえず、返事だけはしておく。
おそらく蓮の次の言葉は、俺も行きたい!、だろうから。

