月が西に傾きだした頃、マリアは夢から覚めた。
普段と違う環境に一瞬考えるが、すぐに、プレハブのベッドで寝ていることに気づき、ゆっくりと上肢を起こした。
隣から寝息が聞こえその原因を見ると、道成が仰向けの状態で少し距離を空けて寝ているのが目についた。
「傷…きれいに消えたみたいね」
月明かりでしかわからないが、照らされた顔には傷一つ見つからなかった。
道成から目線を外し、窓越しの月をみる。月の位置からして3時くらいであろうか。
正確な時間はわからないが、おそらくそれくらいだと判断し、マリアは足を床に着けた。
寝息の聞こえる部屋で抜き足差し足で物音をたてずに移動している自分をみて賊にでもなったような感覚にさらさわれてしまう。
玄関にたどり着き、靴を履くとマリアは外に飛び出した。
「バイバイ」
マリアはクスリと笑みを残して、家路までのお散歩を再開させた。
普段と違う環境に一瞬考えるが、すぐに、プレハブのベッドで寝ていることに気づき、ゆっくりと上肢を起こした。
隣から寝息が聞こえその原因を見ると、道成が仰向けの状態で少し距離を空けて寝ているのが目についた。
「傷…きれいに消えたみたいね」
月明かりでしかわからないが、照らされた顔には傷一つ見つからなかった。
道成から目線を外し、窓越しの月をみる。月の位置からして3時くらいであろうか。
正確な時間はわからないが、おそらくそれくらいだと判断し、マリアは足を床に着けた。
寝息の聞こえる部屋で抜き足差し足で物音をたてずに移動している自分をみて賊にでもなったような感覚にさらさわれてしまう。
玄関にたどり着き、靴を履くとマリアは外に飛び出した。
「バイバイ」
マリアはクスリと笑みを残して、家路までのお散歩を再開させた。

