毎日、毎日、夜遅くまで 素振りの練習をしている君。 それを見ているのが 私の日課になった。 でも、それだけじゃ 何か物足りなくて 君のことを知りたくなった。 名前、学校、家、 好きなもの、嫌いなもの、 たくさん知った。 そうしたら、どんな人なのか もっと、もっと 知りたくなった。 そして、知っていくうちに 気付いたら好きになってた。 でも、私は 勇気が出ないまま…… ただ君を 見つめているだけ。 これを世間ではストーカーと 呼ぶのでしょうか――…?