水泡玉~先輩~



先輩より先に靴を履き替えて外に出た。


どきどきする、どうしよう

好きだと気づいてからの進展が都合の良いくらいに
はやすぎる。


先輩のしぐさ 行動、
すべてにドキドキして好きなんだ と実感する

そのたびもっと好きになる。


「鈴堂!」

と声がしたので その方向に顔を向けた


榊先生・・・


見ると榊先生がプールのフェンスからこっちを見ていた

「はーい!」

と返事をして 先生のほうに体も向けた