僕たち二人は渋谷公園でベンチに腰をかけて休憩を取っていた

行きかう市民もモリタクの存在に気がつかない
そういえば芸能界での活動も最近では地味になって
ビジネス関係の世界で活躍しているらしい

あの僕らのモリタクが
そんな話を聞いて少し寂しくなった

「でも大丈夫かなも一人の僕」
「あの人はとても聡明な人だ18歳のキミもあの人の年齢になる20年間の間にはいろいろ苦労して完成されていることだろう
あの人のことだそうやすやすと敵の手に捕まったりしないだろう
大丈夫…あの人の徹底したタフガイさは僕が太鼓判押すよ」

20年後の僕はあのトップアイドルのモリタクでさえ
一目を置く人物なのか

なんだか誇らしかった