王子様とお姫様の秘密の放課後

「…さくらちゃん」

先輩…

杉本の声が聞こえたと思ったのに…

目の前にいるのは…

「ずぶ濡れじゃないか」

そう言って私の濡れた髪をかき上げ頬に手をあてた。

冷えた身体に少しだけ熱がおびた。