「あと6日だよ。あ、もうすぐ今日は終わるから5日になるかな」 「え…?」 不謹慎にも、このままずっと一緒に居たいって思ってたから、余計に衝撃だった。 あと5日しかない。 この人との5日は、死の前戯じゃなくて、最高の思い出にしようと、強く決意した。 日は沈み、夜は来る。 同じベッドで、リオの感触に強く縋って眠った。 あと5日、私は何が変わるんだろうか。