裾から伸びている腕を確認すると やっぱり彼女で 「離してくれない?」 「嫌です…」 「フザるなよ…」 「フ、フザけてなんかないです!!」 突然叫ばれ 一瞬戸惑った よく見れば 彼女の手が微かに震えていた 「好きなんですよ!貴方のことが!!」 …………… ああ、これも演技なのか よく出来てるなぁ… 「そんな子供騙し、俺には通じないよ?」 「信じて下さい!私は本当に…!!」 あーあ… ついに泣き出しちゃった