「いや、まだ付き合ってはないと思うけど、あの様子だとすぐにでもくっつく可能性は高いと思う」 桃花がそう言い切ったのと同時、がたっと音を立てて椅子から立ち上がった琴音。 拳をぐっと握り締め、そして目の奥の闘志を燃やす。 「桃花…あたし頑張るよっ!ちゃんと告白するからっ!」 目は既に見えない夕日を見ていた。 目の前の桃花は琴音の気持ちの移り変わりに圧倒されつつも、拍手を送った。 そして、何故か周りの人たちからもエールを貰っていた琴音。 なぜなら、その宣言は食堂中に響いていたから。