大翔君は私の姿を見て悲しそうな顔をした。 「大丈夫。 何もしなくていいよ。 君は友達だから。 ただ友達でいてくれるだけでいいから。」 彼は『うん!』と頷いた。 私はびしょ濡れの制服を握りしめて、自分のクラスに1人で戻った。 女子は笑っている。 何がおもしろいのだろうか。 それからもいじめは続いたが、そんなにひどくはならなかった。